これが結論! 日本人と原発 (小学館101新書) [新書] 竹田 恒泰 (著)

これが結論! 日本人と原発 (小学館101新書)

これが結論! 日本人と原発 (小学館101新書)

内容説明

これが結論!日本人と原発

東日本大震災そして原発事故から1年。放射線に汚染された国土は一向に回復の目処が立たない。それどころか汚染は蓄積され、今後百年以上福島第1原発周辺に人は住めないだろう。万が一同様の事故が起きたら、日本は消滅するかもしれない。にもかかわらず、なし崩しに原発再稼働に向けた動きが顕在化している。竹田氏は原発推進派が今も上げるその根拠を徹底検証する。そして原発がいかに日本に合わないか、さらには不必要であるかを明らかにし、原発の10分の1で同出力が得られるガス・コンバインドサイクル発電による代替を提唱する。明治天皇の玄孫である著者が「日本人の感性」や「日本人論」から原発問題の核心に迫った目からウロコの脱原発論。この1冊で日本の電力問題は決着を見る!

内容(「BOOK」データベースより)

福島原発の大事故から1年、放射性物質はいまもなお漏れ続け、汚染された国土は回復の目処すら立たない。原発は現在、全54基中3基が運転中だが、稼働率わずか5・6%でも電力不足は起こっていない。そんな状況にもかかわらず、原発再稼働に向けた動きが顕在化しつつある。国家にとってエネルギー問題は理想論では語れない重要なテーマだ。地熱、風力、太陽光など再生可能エネルギーで代替できないのは確かだが、ガス・コンバインドサイクル発電という原発より効率的、現実的な発電がある、と著者は説く。日本に原発は必要か―この一冊で日本人の原発問題は決着する。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

竹田/恒泰
昭和50年、旧皇族・竹田家に生まれる。明治天皇の玄孫にあたる。作家、慶應義塾大学講師(憲法学)。慶應義塾大学法学部卒、専攻は環境学。平成18年に『語られなかった皇族たちの真実』(小学館)で、第15回山本七平賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)